海で拾ったプラスチックゴミを使って、お宝を作ろう!というコンセプトで、実施している『Trash 2 Treasure』のビーチクリーン&アートワークショップを開催しました。
いつも楽しく遊ばせてもらっている青島の海を綺麗にしよう!と朝からビーチクリーンをしました。
放課後サーフィンスクールのこども達も保護者の方々と一緒に参加してくれました。また青島小学校の子どもたちも一緒に参加してくれました。
7/23(木)は大きな目立つゴミは少なかった事もあり、皆さんには見過ごされている小さい小さいプラスチックゴミを探してもらました!人工物であるにも関わらず、絶妙に溶け込むカラフルなプラスチック。特に、炭っぽく焦げたり、溶けて変形しちゃったものは、一見『石』のようにも見えるので見つけづらい。そもそも、そういう物が存在していると『知らない』と気づく事さえ出来ない。まずは何事も経験してもらい、自分の中に気づきがある事が大切だな〜と痛感しました。
『え?これがプラスチックなの?』
『こんなに小さくなっちゃうのか・・・(驚愕)』
『見てみて!見つけたよー!』
と、大人も子どもも『気づいた瞬間』から、夢中になって探し出してくれました。まさに、みんなでゴミという名の宝探し状態!なんでしょうね、、、この大きなゴミを見つけた時とは違う『見つけられて嬉しくなっちゃう』この感じ。小さなゴミを見つけた時の、特有の高揚感を共有できて嬉しかったです。
これらの小さいプラスチックごみは、午後からのART Work Shopに使う為、回収し洗浄、乾燥させゴミから『材料』へと変わります。ゴミが沢山集まるのは全く嬉しくないのに、ワークショップで使う材料だと思うと「沢山集まって嬉しい!」と思えて来ます。複雑な気持ちではありますが。。。プラスチックのゴミを拾ったという事象は一つですが、見え方や捉え方が変えるだけで、「ゴミ」というネガティブな想いが、「材料」としてポジティブな気持ちへと昇華されるのもまた面白い。
さ、そして朝のビーチクリーンを終えて皆さん清々しい気分で一日が始まり、午後からはお楽しみのワークショップ!ワークショップもトータル5回目?となると、常連さんや皆勤賞の方もおられたりと、作品造りを継続してくださっている事を感じられて嬉しい瞬間のひとつです。毎度ご参加有難うございます!
皆さんの作品はこちらから→アルバム
海の日という事もあり?海に関するものが多かったですね〜魚、水平線からの日の出、波、チューブ、サーフィン、サーフボード、青島、青島神社、ライオン、さくらんぼ、東京タワー&スカイツリーなど!
ご参加くださった皆様、有難うございました!
ビーチクリーンやワークショップを通じて、一人ひとりがゴミや生活について考えるきっかけになっていれば嬉しいです。ゴミをなるべく出さない、ゴミを捨てない、ゴミが落ちてたら拾うなどなど。一人ひとりが意識すれば、ウミガメが産卵しに来る青島の砂浜ももっと美しくなるはずです。
まだまだ沢山砂浜にはゴミが落ちているので、一緒に拾ってまた作品(お宝)をつくりましょう!
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Trash 2 Treasure では、オンラインコンテストも実施中です。
ワークショップ参加者だけでなく、一般からも広く参加を募っています。
エントリーは方法は作品の写真とお名前(学年や年齢)を記載のうえ、メッセージやDMで送っていただくだけでOK!皆さんからのゴミから作ったアート作品のエントリーお待ち致しております!
【お問合せ】
SURFCITY 宮崎
〒889-2162 宮崎県宮崎市青島2−1−11
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